勝ちたい

防衛大戦の敗戦、結束力やマインドで上回られ、東工大ラグビー部の組織としての弱さをまざまざと見せつけられた。ずっとチームにあった問題が試合の中で出てきてしまったと思った。悔しかった。試合に負けたことだけが理由ではなく、自分もどこかこれくらいでいいのかと妥協しながらやっていたことが悔しかった。もっと周りに働きかけることができたしもっと同期、後輩を引っ張っていかなきゃいけなかったんだと思う。1人でできることには限界があるから。

防衛大戦後のミーティングからチームは少しずつ良くなってきていると思う。まだまだ足りない所は多いけど、ラグビーに対して、組織に対して真摯に向き合う人が増えてきていると感じている。だから明日の試合はチームとしての成長を示したい。ゲームキャプテンとして、1プレーヤーとして、試合に勝ちたい。

この後始まる昨年度上位陣との試合。この3試合でどこまで自分たちがチームとしてまとまるか。2度と防衛大戦のような惨めな思いはしたくない。東工大ラグビー部としてなぜ戦うのか、自分はどう向き合うのか、明日の試合で覚悟を示します。

畑川健勝