克己心を持って臨む

  • 投稿日時:2024/11/04

2年福島です。

夏合宿での怪我から約2ヶ月が経ちました。自分の中で春から目標としていたリーグ戦出場という目標も、チャンスは残り1試合。前年度3部1位の新潟食料農業大との試合のみとなりました。防衛大戦での悔しい敗戦から一人ひとりが自身と向き合い、気持ち新たにみんながチームとしてまとまっていく中で、練習に参加できないもどかしさ、悔しさを胸に抱えながらグラウンドの側で怪我人用のトレーニングをしていました。その中でも、コンタクト以外のところでキックのフォームやパスの左右差などの課題を無くせるように努力しました。特に、キックは1年の入部時から比べるとかなり成長しましたが、まだまだ完璧とは言えません。

余談ですが、スポーツにおいてある技術を習得する際に大切にしている言葉で「守破離」と言うものがあります。まず、技術を覚えたての時は指導者から教わったことを”守る”。次に、型が身に付いたら一度”破る”、その中で自分の最善を研究し、見つける。最後に型から”離れる”。自分のルーティンやこだわりを確立する、というものです。自分は今、この”破る”のスタートラインに立っていると自覚しています。ここから”離れる”に辿り着くまでの道のりは長くなると思いますが、色々な選手のキックを分析し、良いところを自分自身のキックに取り入れながら次のステップへ進めるように頑張りたいと思います。

リーグ戦最終戦に向けて残りの2週間、東工大ラグビー部のプレイヤーとして自分自身の中でプライドを持ち、チームとしても個人としても最大限の努力を尽くします。