- 投稿日時:2024/11/16
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今年度のゲームキャプテンを務めているNo8の畑川健勝です
今シーズンを振り返ったとき色々と思うところがありますが、常に自分自身に問いかけ続ける年だったと感じています。去り行く部員がいる中でなぜ自分はラグビーをしているのか、この1年自分はリーダーとしてどう振る舞うべきか、自分の理想と現実のギャップに悩みながらここまでやってきました。キャプテンである自分がブレてはいけない。そう思いながら実際には妥協しているところもありました。
それでもどこかのタイミングで独りでも、実力不足でも、やり切った先になにもなくても、チームの先頭に立ち闘おうと決めた瞬間があります。やらなきゃいけないと思ったし、今まで各代の4年を見てきてついに自分たちの番が回ってきたんだと感じました。
こうした選択が自分にとって良かったのかはわかりません。無責任に誰かに任せた方が楽なのかもしれないし、苦しい時間もあった。それでも進み続けた者にしか掴めないものがあると信じてここまでやってきました。今シーズン後悔が1つもないと言えば嘘になりますが、この選択に後悔はありません。
そして明日、最終戦を迎えます。明日は東京工業大学ラグビー部として臨む最後の公式戦です。緑のユニフォームを高い所に持っていくため、東工大のプライドのため、そして自分がやってきたことを肯定するためにもグラウンドで覚悟を示さなければいけない。
さらに東工大ラグビー部として臨む最後の公式戦であると同時に、院2年の河端さん、たけさん、同期の落合との最後のゲームになります。お世話になった院生の方々に恩返しして、同期を最高の形で送り出したい。
自分たちがラグビーをしてきた証を残そう。
自分たちの価値をグラウンドで示そう。
最終戦、自分たちのベストゲームを更新しよう。
試合が終わった後「俺本気でラグビーやったよ」って言いたい。
ラスト80分バチバチの勝負をし果てます