- 2023/01/30
熱中症の主な症状と応急処置
・熱射病 体温が必要以上に上がる 重傷の場合は救急車
・熱痙攣 体内の塩分が不足 イオンのはいった飲み物を飲む
・熱失神 血圧が下がる
・熱疲労 体内の塩分と水分が共に不足する
熱失神と熱疲労の応急処置
①きつめの服を着ている場合は脱がせる
②首・わき・足のつけねを氷で冷やす
③体全体に水をかけ、扇風機やうちわであおぐ
④水ではなくスポーツドリンクを飲ませる
⑤足を高くし、血液を頭に送るため足をマッサージする
脱水により起こる症状
体内の水分の1%が失われる→喉が渇く
2% →パフォーマンスの低下
3~4% →熱中症に至る
8% →死亡
よって水分摂取は非常に大切ですが、ただ水を飲めばいいわけではありません。
ただの水をのみつづけると、体液のイオン濃度が低下していき、だんだん体が水を欲しなくなります。
しかし汗はかき続けているので、最終的に脱水症状にいたってしまいます。これを「自発的脱水」と言います。
理想的にはNaが40~80mg/100ml含まれたスポーツドリンクを飲むといいです。
これは、ポカリのそのままの濃度と同じです。
甘くて飲みづらいですが、ポカリの甘さはイオンの吸収を高めるために必要な物なので、薄めずにのむほうがいいです。
しかし、甘すぎて逆に水分摂取ができなくなってしまっては意味がないので、その場合は薄めるしかないです。また、0.1~0.2%の食塩水を飲む方法もあります。
水分摂取の方法
5~15℃に冷やしたドリンクを
運動前 250~500ml
運動後 30~60分毎に休憩を入れつつ200~500ml 飲む
*お茶には利尿作用があるぶん、ただの水よりも体から水分が失われるのが早くなります。
今のお茶の内容を考え直す必要がありそうです。