適応

こんにちは、学部4年の山本大輔です。

誰もが感じてる事ではありますが、1年とはあっという間で最終戦まであと1週間、入れ替え戦まであと4週間となりました。先週の試合で負傷交代してしまい、怪我に始まり怪我に終わる1年となってしまいましたが、決してこの1年が不幸な1年とは思っていません。
今年の3月の練習中に膝を怪我してしまって、手術をしていたら今年はプレーヤーとしての役割を果たせずに終わってしまっていました。しかし、幸いにもその時はリーグ戦まで半年あり、保存療養という選択肢がありました。もし怪我をしていたのが夏であれば確実に今年プレーヤーとして復活することは叶わなかったでしょう。
また、最終戦目前に膝を再び怪我してしまったわけですが、去年とは違うことが1つあります。それは目標である入れ替え戦出場の可能性があることです。来週の試合での復帰は難しくなってしまいましたが、この先の闘いに狙いを定めてリハビリをする事ができます。これは去年や一昨年では叶わなかったことです。
このように、決してこの1年を不幸の2文字で片付けてはいけないと考えています。

4週間後には手術をする事が決まり、学部生でのラグビー生活は終わりを迎えてしまうわけですが、この4年間で変わらなかったものがあります。それは1年生の時にリレー日記で書いた、ポジティブに生きるという気持ちです。
ポジティブに生きる! | 東工大ラグビー部 (r-cms.jp)
気持ちというものは強いもので、確固とした信念があればどんな事があろうと自分を保つことができます。また、グラウンドに立てなくても気持ちで共に闘うことができます。4週間後の入れ替え戦に向けて、この一週間を共に闘っていきます。

さて、早い話ですが来年の抱負を1つ決めています。それはタイトルにもある【適応】です。この適応とはチームルールの進化に沿う言葉と考えています。現状をキープすることは決して進化とは言えません。常に変化し続ける環境に適応し続けること、これが進化するということなのです。自分はこの1年間では環境の変化に身体が追いつけていなかったように思えます。

来週、1ヶ月後、そして来年、どんな立場になろうと闘志を露わにし、進化していきたいと思います。

次は驚異的で脅威的なタックルを見せてくれる鱒村にバトンを繋いでいきます。