大一番

大さんから入れ替え戦までのリレー日記のトップバッターを頂きました、三年落合聡です。書きたいことが多すぎて何から書けば良いか整理できていないのですが、なるべく簡潔にまとめたいと思います。

先週リーグ戦での二位が確定し、東工大史上初めてリーグ戦二部との入れ替え戦に駒を進めることとなりました。自分達が当初に立てた目標を達成することができ、とても嬉しく思います。しかし、ここまでの一年は順風満帆な物ではありませんでした、新チームが始動してからというもの練習試合では同格のみならず、リーグ戦の格下と試合しても負けが続き、僕の記憶が正しければ夏の東北大戦までしっかりとした勝利は得られませんでした。そんな連敗続きの結果から周りから「今年のチームは三部に残留さえできれば御の字だね」という言葉さえも挙がっていました。ソラオを始め試行錯誤しながら頑張っている四年生の気持ちを考えたら悔しくて仕方がありませんでした。リーグ戦が始まり、自分が出場している時間はソラオの代を入れ替え戦に連れて行きたいという一心でプレーしていました。だからこそ入れ替え戦が決まった瞬間はラグビーを始めてから体感したほどのない感動が込み上げてきました。

入れ替え戦が決まってから今年の代と過去の違いはなんだろうと考えていました。真っ先に思ったのはコミュニケーションです。今年の代はキーワードとして「connect」を使っていますが、試合中ミスやトライを取られた場面で全員が積極的に声を出して試合中にミスを修正でき、それを80分間徹底できていると思います。新チームになってから練習中もよくコミュニケーションを取る様になりミスの修正だけの声がけでなく、良いプレーがあったら全員で喜ぶ、誰かがミスしたらカバーする、など前向きな声がけも増えてきました。自分も今年のチームではとても気持ち良くプレーさせて貰うことが出来ています。四年生ありがとう。

さて、いよいよ三週間後に入れ替え戦があります。この代での本当の大一番の試合になると思います。まだ対戦相手は国士舘か朝鮮かわかりませんが、DFから激しいタックルで流れを作らせず、強みを相手に押し付ける流れを作れれば十分に通用する相手だと思います。やっぱりラグビーたるもの最後はタックル、残りの三週間、タックルにフルコミットして磨き上げたいと思います。相手は今までの相手よりずっと格上です、しかしそんなの初めから分かりきってることです、勝負事である以上良い試合はいらず、勝つか負けるか、ただこれだけだと思います。

本当に今年の代最後の試合、残り三週間最高の準備をしましょう。

次のバトンは最近復帰した並木です、1番期待してます!