新シーズンの抱負

 こんにちは。2024年度の主務になりました、新4年の村上康介です。

 主務の仕事内容は他と比べても大変だと聞いていたために、自分がそれになると決まった際は正直乗り気ではありませんでしたが、経験が将来無駄になることはなさそうなので1年間責任をもって働きたいと思います。

 話は変わりますが、昨年の12月末からオフシーズンに入り、自分の好きな分野の勉強や、今ではほぼ趣味となっている筋トレ等にのびのびと取り組むことが出来るようになりました。
今回はこれに関連して、最近のオフシーズン中に感じたことを書きたいと思います。

 年末年始は帰省していたので、その期間中はいつも通っている大岡山のジムではなく、実家の近くのジムに行っていました。そこには、40kg超のダンベルを両手にベンチプレスをしている人、スクワットで160kgをポンポン挙げている人、80kgで悠々とミリタリープレスをしている人など、田舎のジムであるにもかかわらず大岡山では見たこともないような筋トレの猛者たちを生で見て、衝撃を受けました。それと同時に自分も彼らのように強くなりたいというモチベーションが湧いたため、現在では以前よりもボリュームや強度の高いトレーニングをするよう心がけています。

 筋トレに限らず、自分よりも実力がある人達はいつも自分を謙虚にし、向上心を与えてくれます。最近トレーニングや勉強をしていて感じるのが、この「謙虚さ」の重要性です。ここで言う「謙虚さ」とは、他人に対してへりくだることや、控えめであるということではなく、自分の現状をみて弱い部分にフォーカスし、それらと素直に向き合う力を意味しています。あらゆる場面でこの謙虚さが自分のやるべきことや目標を明確にし、余計な考えを捨ててそれらに取り組むエネルギーを生じさせてくれるように思います。

 東工大ラグビー部は昨年のリーグ戦で3部2位という好成績を収め、自分にとっても自信を得られたシーズンになりましたが、来シーズンで怖いのが挑戦者側となった他チームに足元をすくわれることです。昨年よりも良い戦績を残すためには、昨年の結果に驕らず、地に足をつけてトレーニングを重ね、地道に成長していくほかないと考えています。なので、個人としては、昨年の結果をあまり意識せず、視野を広く持って他チーム等の強い選手から刺激をもらいながら、先に述べたように謙虚でいることを忘れずトレーニングを積み重ねていくことを心がけて1年間過ごしたいと思います。

 次は春に完全復帰(多分)の葛西洋希くんです。彼の風を切るようなステップを再び見られることがとても楽しみです。