健康感謝健康感謝 – 東工大ラグビー部公式サイト

こんにちは、新3年の大柴です。急に周佑君から褒められて困惑2割うれしさ8割の感情です。ラグビー理解の深さやフィールド内外での大胆さなど、僕も彼から見習いたい部分が多くあります。

さて、新シーズンが始まって最初のリレー日記ということで、今回は昨期の振り返りと今期の目標について書いていきたいと思います。

昨シーズンを振り返ると、特にスクラムで大きく成長できた一年だったと感じます。春はなかなか良い感触でスクラムを組めなかったのですが、その後のトレーニングと夏合宿での連戦を通して少しずつ自分のスタイルを見つけることができました。結果としてリーグ戦のほとんどの試合で五分以上のスクラムを組むことができてほっとしました。初めて公式戦でペナルティをとれた都立大戦のスクラムは特に印象に残っています。

リーグ戦全体としてみればよかったスクラムですが、唯一新潟食料農業大戦では、対面に組み負けて悔しい思いをしました。チームとして三部全勝優勝を目標に掲げるからには、今年は対戦する全チームにスクラムで勝って、ゲームの流れを引き寄せたいと思います。

それから、今期明確に僕が向上させないといけないと思っていることが二つあります。

一つ目はボールキャリーです。シーズン終盤に監督からもアドバイスをいただいたのですが、昨シーズンは、ミスや味方からの孤立を恐れてしまったためにインパクトのあるボールキャリーができませんでした。もちろん状況によっては安全にラックを作るべき時もありますが、基本的には今年のスローガン「バチバチ」の精神で強気にゲインを狙っていきたいと思います。接点で簡単に倒れず、相手を引きずって前に出られる選手になりたいです。

もう一つはフィットネスです。東工大は現在学部にフロントローが三人しかおらず、仮に新入生にフロントローが入部せず、院生の都合もつかない場合は80分の出場が確定します。今年の千葉大戦のように途中で脚がつって退場するようなことがあってはならないので、日々のフィットネスメニューと筋トレで体を追い込み、去年の佐々木先輩のような80分×8試合(リーグ戦全試合フル出場)に耐えうる体を目指して頑張ります。

以上、去年の反省と今年の目標でした。大学に入学してからのこの二年間は、特に大きな怪我をすることもなくラグビーに集中することができています。周りの環境と人々に感謝の気持ちを忘れず、今シーズンも健康に気をつけてラグビーを楽しみたいと思います。

次は同期の神谷にバトンを渡します。2年時の途中入部ながら持ち前のスキルですっかり主力となっている彼ですが、先日のセブンズ練習でスクラムの姿勢は下手なことが発覚しました。誰にでも弱点はあるものですね。